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14.夢の扉の向こう側

「おはようございます」
「今日はどうぞよろしくお願い致します~」

挨拶するのも、せいいっぱいだった。

夢ではなかったんだ、、、
わぁ--。どうしよう--------。
落ち着け、落ち着け、、、。

「で、、、僕は今日は何をすればいいのでしょうか?」
「そうだなぁ~。じゃぁ、ギター弾いてくれる?」
萩谷さんと、倉田さんの会話で、緊張感と場の空気が和らぐ。

事前に楽譜や音源もお渡ししていないので、
また、わたしが、ピアノを弾くという事もご存知だったので、
いったい何を、、?と、本当に思われていたのかもしれな、、、。

「じゃ~、1回、録音してみようか~」と、萩谷さんの合図で録音が始まる。

IMG_0838.jpg
この曲の録音には、風花のベーシスト・通称がっちゃんも参加する。
先に譜面で確認をして練習はしていても、はじめてのアレンジで、
譜面苦手人でもあるので、わたしも、どないなるのやろ~と、最初は不安だった。

ヘッドホン越しに聞こえる、ピアノの音。
この音、、そう。この音に恋して、音楽道ピアノ編(^_^;)歩いてきた。
夢が現実に変わる瞬間。
ギターが重なり、ベースが重なる。

「では、よろしくお願いします」

♪こんなに 星が綺麗な夜には~

ス---っと、歌の世界に入っていける。
いつもと違う歌う方ができる。
心地よい-----。
グルーヴして歌えているような気がする。
あれっ? クリックに鳴ってたよねっ?
まるで気にならない。
打楽器のように聞こえた。
何で?????

1テイク録音が終わり、ミキシングルームに行くと、
プロデューサーの多賀谷さんが、
「いいですよ~。グルーヴしてましたよ~」とおっしゃった。
やはり、そうだったんだ。
ベースも、自然とグルーヴでき、普段弾けないフレーズが弾けたらしい。

知らない曲を、楽譜はコードと決めのリズムのみで、1テイクで完璧に奏でる。
プロの世界では当然の事なのだろうけれど、ただ弾くというだけでなく、
想っていた曲のイメージ通り、コード譜だけでは表現できない部分を、
1テイク目で、表現していただいている。
日本の音楽界の重鎮のお二人だから成せる技。

たった一音でビートを感じる。
グルーヴする。
わたしには、遠き世界。
いくら練習しても、今はできない、、、。

わ~すごすぎる-------。
贅沢すぎる音に包まれて歌わせていただいてる-。

1テイク録り終えたところで、京都から清水利香ちゃんが到着。
当初は、後から重ね録りの予定だったけど、
萩谷さんが、
「みんなで一緒に録音しよっか~」と、提案され、同時録音をする事になった。
その方が、より一層ライブ感がでると思われたのだろうな。

IMGP4417.jpg
♪月夜のランデブー

エレキギター・萩谷清さん
ピアノ・倉田信雄さん
SAX・清水利香さん
そして、風花 / うた・羽衣ベース・濱口ヨシユキ


L1214476.jpg
利香ちゃんの、ソプラノサックスが、加わると、儚き夢の歌を引き立てる。
自分の曲が、JAZZYに生まれ変わった。

しかし、ライブで、このアレンジで、風花で再現できるのだろうか?
最初の、一音でグルーヴできる??????
一曲目で、学ぶ事多し。
音楽の標準が、一気に高まった。

「次は、ピアノとデュオの曲行こうか?」
東京での、録音は、萩谷清さんに、アレンジ面等も含み、ディレクションしていただいている。

「1回、どんな曲か聞いてもらおうねっ」

ついにその時が、、、
まさか、自分のオリジナル曲を、倉田さんのピアノで歌える日が来るとは、
思ってもいなかった。
月夜のランデブー、他の楽曲も、プロの方に奏でていただけるのは、
この上もない幸せ。

♪サヨナラの光
あなたと共に 過ごした日々 今も眩しい~

ミキシングルームのスピーカーから、風花のデモ音源が流れる
わたしの左隣の席で、倉田さんが、音を聞き、楽譜を見られている。
右隣の席では、萩谷さんが、目を閉じ聞かれている。

いつか夢見た光景だけれど、それは、想像の世界に過ぎないと思っていた。
けれど、この光景の中に本当に自分がいる。

「じゃ-、録音してみようか~」

夢の扉が今、開く、、、


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