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16.音楽の師匠とのデュオ

12年前に、ギタリストの萩谷清さんと出会ってから、
わたしの音楽感が過ごしづつ変わってきた。
より音楽に対する想いが強くなった。
その時々に、わたしの身丈に合う、アドバイスを下さり、
次に進めるヒントを下さる。

5年くらい前に、京都のライブで、ギターとピアノのデュオをさせていただいた時の
リハーサルでの出来事、、、

「あのぅ--。萩谷さんのギターの音がよく聞こえないんです」
「羽衣ちゃん。それは、君が聞く努力をしてないからじゃないの?」

まわりの音を聞くという事が大切。
頭ではわかっていても、当時は、自分の奏でる音にせいいっぱいだった。
また、どんな環境においても、自分の最善を尽くす努力も必要。
決して、機材や環境のせいにしてはいけない、、、。
・・と、短い一言の中で、気づかせて下さった。

ある時は、、、
「自分の出した音に反省はしても、後悔をしてはいけない」
この言葉も、いつも大切にしている。

いよいよ、、、
音楽の師匠。
萩谷清さんとの、デュオでの録音がハジマル。

♪空が笑った
ガッドギター・萩谷清
うた&ピアニカ 羽衣

空が笑った
空が泣きやんだ
風がささやいた
鳥が歌った
ルルルルル、、あなたも笑って、、

画像 004.jpg
ボーカルブースから、メインブースの萩谷さんの姿が見える。
何だかホッとする。
緊張感が和らぐ。

2002.10の菅平高原でのセッションタイムでのデュオから10年。
あの時は、今のシチュエーションなど想像もつかなかったな、、、。
021005sugadaira30.jpg

優しいギターの音色に導かれ歌う。
ブースは無機質な空間だけれど、目の前には、
♪空が笑ったの世界が広がった。

2テイクでOK!!!!

音楽の師匠とのデュオ。
音楽道の宝物になりました。
これからも、音楽の師匠・萩谷清さんの背中見つめ歩いて行きます。
また、東京の録音のアレンジ&ディレクション。
夢時間ありがとうございました!!

ギター・萩谷清さん、ピアノ・倉田信雄さん、SAX・清水利香さんとの
録音は予定通りの時間で終わり、
次は、音の神様達から、たくさんのプレゼントをいただいた余韻の中、
菅平録音で気になっていた2曲の録音。

録音も終盤戦!!
夢の丘まであと少し、、、。


15.音楽の神様とのデュオ。

アレンジを考える時、、倉田さんだったら、どう弾かれるだろうかと思い、
ピアノパートを考える事がある。
さだまさしさんや、他の歌い手の方のサポートで、歌に寄り添うように、
一音、一音、大切に、心ある音で歌うように奏でられる。
わたしも、そんなピアノを弾きたいと思っている。
自分の身にまだまだなってないけれど、わたしの目指す音である。

♪サヨナラの光 は、6分20秒程ある。
わたしの曲の中で、2番目に長い曲。

今回、参加していただける事が決まった時、一番にこの曲が浮かんだ。
バーラード曲で、作った時に、
「この曲、倉田さんのピアノで歌えたらいいのになぁ」と、直感的に思った曲で、
イントロや間奏、エンディングは、わたしの中の倉田さん色のアレンジをしていた。

まさかね、、、
現実になるとはね、、、。
夢は想うことからハジマル。


「よろしくお願いします」
「はい。では、やりましょう」

ヘッドホンから、イントロが聞こえてくる。
スタジオには、別ブースだけれど私たちだけ。
緊張が走る。
一度だけ、楽曲を聞かれたところなのに、わたしのイメージ通りの音を奏でるられている。
楽譜にはメロディとコードしか書いてないのに、、、。

♪サヨナラの光が 優しい風の中~~

揺れのある曲なので、クリックはなしでの録音になった。
ボーカルブースから、ピアノブースは、少し見えにくく、
ピアノの手元が見えるだけだったので、
合わすタイミングが難しいと思っていたけれど、はじまったら、そんな不安も全くなかった。
ピアノに導かれるように歌っていた。
いえ、、わたしの歌を聴いて、タイミングを苦労して合わせていただいていたのだと思います(^_^;)
また、歌詞をも理解しながら弾かれていたのだろうか、
何カ所も、ピアノに導かれ、優しく、囁くように、また、強く歌った。
いつもの弾き語りバージョンでは、気づかなかった歌い方だった。

なんて気持ちいいのだろうか
一曲目に録音した曲もだけれど、普段と違う自分がいる。
歌の神様が降りてきたように歌える。
身振り手振りをしながら、、、
全身で歌える。
毎日、倉田さんのピアノで歌えたら、歌が上手くなるのではないかと思った。
何て、歌い手を引き立たせて下さるピアノなのだろうか。
自分が、体感して、よりそれがわかった。
すべてが、思い描いた通りだった。

ありがとうございます~。

ミキシングルームに戻ると、少し張りつめた空気感があった。
その場に立ち会っていた、スタッフの石井さんは、
「曲が始まったら、すごい緊張感でしたよ~。終わったら拍手でした~」

いや、萩谷さんはじめ、皆さん、きっと手に汗を握って、わたしがミスしないか
冷や汗ものだったのではないかなぁ-(^_^;)

「一回、聞いてみましょうか~」
緊張感が走る。
もちろん、はじめてのテイクでもOKだったけれど、できれば、もう一度、
わたしがちゃんとタイミングあわせて歌いたい場所があったので、
もう、1テイク録音する事になった。

ボーカルブースで深呼吸する。
ピアノのイントロが聞こえてくる。

♪あなたと共に~

夢が叶った瞬間。
こんな事言ったら、叱られるだろうけど、
~もう 音楽辞めてもいい~と、一瞬、心によぎった。
それだけ、表現しがたい時間だった。

2テイク目をモニターする。
ドキドキ、、、。

OK!!!!!

贅沢すぎる幸せな時間。
そして、一緒に奏でさせていただいて学ぶものが多くありました。

倉田さん。どうもありがとうございました。
また、音楽の神様の音に少しでも近づけるべく、
音楽道、歩いて行きます。

スタジオ入りしてから2時間と少しで、2曲録音。
予定通りで進んでいる。


さて、次は、萩谷清さんとのデュオの曲
♪空が笑った

自分のハードル上げる曲ばかり選曲してる(^^;)

萩谷さん。よろしくお願いします。

14.夢の扉の向こう側

「おはようございます」
「今日はどうぞよろしくお願い致します~」

挨拶するのも、せいいっぱいだった。

夢ではなかったんだ、、、
わぁ--。どうしよう--------。
落ち着け、落ち着け、、、。

「で、、、僕は今日は何をすればいいのでしょうか?」
「そうだなぁ~。じゃぁ、ギター弾いてくれる?」
萩谷さんと、倉田さんの会話で、緊張感と場の空気が和らぐ。

事前に楽譜や音源もお渡ししていないので、
また、わたしが、ピアノを弾くという事もご存知だったので、
いったい何を、、?と、本当に思われていたのかもしれな、、、。

「じゃ~、1回、録音してみようか~」と、萩谷さんの合図で録音が始まる。

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この曲の録音には、風花のベーシスト・通称がっちゃんも参加する。
先に譜面で確認をして練習はしていても、はじめてのアレンジで、
譜面苦手人でもあるので、わたしも、どないなるのやろ~と、最初は不安だった。

ヘッドホン越しに聞こえる、ピアノの音。
この音、、そう。この音に恋して、音楽道ピアノ編(^_^;)歩いてきた。
夢が現実に変わる瞬間。
ギターが重なり、ベースが重なる。

「では、よろしくお願いします」

♪こんなに 星が綺麗な夜には~

ス---っと、歌の世界に入っていける。
いつもと違う歌う方ができる。
心地よい-----。
グルーヴして歌えているような気がする。
あれっ? クリックに鳴ってたよねっ?
まるで気にならない。
打楽器のように聞こえた。
何で?????

1テイク録音が終わり、ミキシングルームに行くと、
プロデューサーの多賀谷さんが、
「いいですよ~。グルーヴしてましたよ~」とおっしゃった。
やはり、そうだったんだ。
ベースも、自然とグルーヴでき、普段弾けないフレーズが弾けたらしい。

知らない曲を、楽譜はコードと決めのリズムのみで、1テイクで完璧に奏でる。
プロの世界では当然の事なのだろうけれど、ただ弾くというだけでなく、
想っていた曲のイメージ通り、コード譜だけでは表現できない部分を、
1テイク目で、表現していただいている。
日本の音楽界の重鎮のお二人だから成せる技。

たった一音でビートを感じる。
グルーヴする。
わたしには、遠き世界。
いくら練習しても、今はできない、、、。

わ~すごすぎる-------。
贅沢すぎる音に包まれて歌わせていただいてる-。

1テイク録り終えたところで、京都から清水利香ちゃんが到着。
当初は、後から重ね録りの予定だったけど、
萩谷さんが、
「みんなで一緒に録音しよっか~」と、提案され、同時録音をする事になった。
その方が、より一層ライブ感がでると思われたのだろうな。

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♪月夜のランデブー

エレキギター・萩谷清さん
ピアノ・倉田信雄さん
SAX・清水利香さん
そして、風花 / うた・羽衣ベース・濱口ヨシユキ


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利香ちゃんの、ソプラノサックスが、加わると、儚き夢の歌を引き立てる。
自分の曲が、JAZZYに生まれ変わった。

しかし、ライブで、このアレンジで、風花で再現できるのだろうか?
最初の、一音でグルーヴできる??????
一曲目で、学ぶ事多し。
音楽の標準が、一気に高まった。

「次は、ピアノとデュオの曲行こうか?」
東京での、録音は、萩谷清さんに、アレンジ面等も含み、ディレクションしていただいている。

「1回、どんな曲か聞いてもらおうねっ」

ついにその時が、、、
まさか、自分のオリジナル曲を、倉田さんのピアノで歌える日が来るとは、
思ってもいなかった。
月夜のランデブー、他の楽曲も、プロの方に奏でていただけるのは、
この上もない幸せ。

♪サヨナラの光
あなたと共に 過ごした日々 今も眩しい~

ミキシングルームのスピーカーから、風花のデモ音源が流れる
わたしの左隣の席で、倉田さんが、音を聞き、楽譜を見られている。
右隣の席では、萩谷さんが、目を閉じ聞かれている。

いつか夢見た光景だけれど、それは、想像の世界に過ぎないと思っていた。
けれど、この光景の中に本当に自分がいる。

「じゃ-、録音してみようか~」

夢の扉が今、開く、、、


13.夢ではなかったんだ

2012.8.4 夏・東京

太陽の滴。蝉の声。暑い日だったのは覚えている。

空の色はどうだった?
雲は?
晴れていた?
覚えていない。
多分、曇り空だったかな?

来る大きな出来事に、空色を見る余裕もなく、スタジオまでの道程を
歩いていたんだろうなーー。

赤坂見附で、神戸から来てくれた、スタッフの石井さんと合流して、
新宿御苑を散策するつもりだったけど、とにかく暑かった。
レコーディング前に体力を奪われてはと、予定変更して、
御苑前のカフェで、暑さをしのいでから、スタジオ入り。
ただし、冷たい飲み物はNGなので、ゆず茶でティータイム。

「1時から始められるように、入っていただければいいですよ」と
聞いていだけれど、気がせいてしまい、、12時前には到着してしまった。

スタジオの扉をドキドキしながら開ける。
「おはようこざいますーー。」
スタジオ特有の空気感が広がる
まだ、スタジオの方しかいらっしゃらなかった。
そりゃそうでしょ、、、早すぎ、、。

すごいスタジオーー。広いーー。
見るもの全てに、心で歓声。
映像や写真で見たミュージシャンの方のレコーディング風景そのものが、
目の前に広がっている。

画像 002.jpg
多賀谷さん、木村さん、そして、ミュージシャンの方々がいらっしゃるまで、
ミーティングルームで待っていても、何か手持ち無沙汰で、気が落ち着かない。
楽譜を見てはしまい、歌詞カードを見ているつもりが、気もそぞろ、、、
意味もなく、うろうろうろうろーー。

スタジオでは、ピアノ調律をされていた。
ちょうど、終えられるところで、
「弾いてチェックしてみて下さい」と言われてみるものの、
今日の弾き手は、わたしではないので、好みもわからないし、
音の狂い以外、どうチェックしていいかもわからいながらも試奏した。
スタインウェイ。やわらかな音。低音もよく響く。

「OKデス。どうもありがとうございました」
「何かありましたら、近くにいますので」

OKしたものの、今日の弾き手の方には、どうなのか心配だった。

しばらくして、エンジニアの木村さん、プロデューサーの多賀谷さんも到着。
レコーディングの準備も、あとは主を待つばかりとなってきた。

スタンバイOK--------------------->

「おはようございま-す」
ギタリスト・萩谷清さんが到着。
緊張感が走る。
いよいよハジマル---。
夢ではなかった(^_^;)

「月夜のランデブーの最初の部分、あわせてみようか?」
「はい。よろしくお願いします」

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アレンジをお願いしている、♪月夜のランデブーは、最初の部分がギター&歌で、
ルバートになっていて、タイミングが難しい。一緒に揺れなければいけない。
わたしがちゃんと、ゆったりと、ギターの音を聞いて、
歌えるのか?
マイクを通さずに、何度か練習をしてみた。

不思議、、、
歌える。揺れられる。
これがプロの世界、、、。
歌を引き出して下さっている。

「よしっ。じゃ-- 録音してみよっか---」
「はいっ。よろしくお願いします」

曲に入ると、テンポもかわるので、タイミング的な事もあり、
先に、その部分だけを録音する。

__.jpg
ボーカルのブースに入り、ヘッドホンつける。
小さな窓から、スタジオ内は見えるけれど孤独だ。
けれど、この環境から、集中力を高める。

「一度録音してみましょうか-」
ミキシングルームの木村さんの声。
「はい。よろしくお願いします」

ヘッドホンから、萩谷さんのギターが、聞こえてくる。
わぁ--。この音--。
感動している場合ではないのだけれど、
本当に、自分がこの場にいるという事に感動している。

冷静に、、冷静に、、
マイクに向かって歌うのだけれど、視点は先に歌を伝えよう-。

♪今宵 あなたと 月夜のランデブー、、、、、、

ピアノを弾かず、歌だけ歌う。
立って歌うのは、いつもと違うので、不思議な感覚だけれど、
全身を使って表現できるものだと実感した。
自然と手の動作も加わる。
あなたに届けと歌う、、、

レコーディングというものを、菅平で経験したから、
ヘッドホンで歌うにも慣れてきたし、
今回は少しは手順もわかり、こちらからの指示も出し方もわかり、
録音は、順調に進行した。

「はい。このテイクでお願いします」

終わった----、、、
ではなく、まだ始まったばかり。

緊張感から一瞬解放された時、
「倉田さん来られましたよ~」の声

・・・夢ではなかったんだ・・・



12,夢よ逃げないで

紫陽花の季節から、太陽の滴いっぱい、向日葵の季節へ。
次は、東京レコーディングへのカウントダウンがハジマル-。

初夏の菅平高原の仮ミックスを聞き直す。
自分の音と向き合う。
スタジオ録音されたものは、音がクリアだから、自分の粗が浮かび上がる。
今後の課題がいっぱい見つかる。

わ~。こんな歌い方してるの?
・・ヒャ------ッ。
あ~レコーディングやり直したい----。

大丈夫。ちゃんと弾いてる。歌ってる。。

聞くときの心の置き方なのか、印象が聞く度に、コロコロ不思議とかわる。
客観的に聞けてない証拠だな、、、。

出した音に反省はしても、後悔はしてはいけない。言い訳をしてはいけない。
そして、その時の自分の音を愛さなければ。
その時の自分なのだから、、、
それが、CDというひとつのカタチになるという事は、素晴らしい事だと思う。

しかし、、、 何度聞いても、どうしても気になる曲が2曲。
一日目の最初と最後に録音した曲。
プロデューサーに相談したら、
「聞きましたが、問題ないと思いますよ。気になるのなら、東京の時に、時間に余裕があれば録音しましょう。」
と、おっしゃったので、少し安心。心が軽くなった。

しかし、東京のレコーディングの時って、時間に余裕があっても、心に余裕はあるのか?
あのミュージシャンの方々とご一緒させていただくのに、、、。


7月後半に、東京でのレコーディングは、2012.8.4 新宿・グリーンバードスタジオに決定した。

【参加ミュージシャン】
ギター・萩谷清さん
ピアノ・倉田信雄さん
サックス・清水利香さん

素晴らしいメンバーと共に、風花がレコーディングさせていただけるのは、
この上もない幸せ。
夢の夢の夢の夢の夢、、、、、、、、だと思っていたシチュエーション。
夢にのみこまれないように、ちゃんと現実を見なければ。

参加していただくまでの経緯については、下記に書いているので、ここでは割愛させていただきます(^_^)
5.回想 ギタリストとの出会い
http://kazahana20121116.blog.so-net.ne.jp/2012-10-31

50歳を過ぎてから夢を叶える  ~プロデューサー多賀谷氏の手記より~
http://kazahana20121116.blog.so-net.ne.jp/2012-10-26-2

本当に?
決まった時から、多くの方に言いたくてしかたがなかったけれど、
言ったら、夢が逃げて行きそうで怖く、このおしゃべりっ子のわたしが、
大切に胸にしまってきた。
直前に、萩谷清さんと、アレンジの楽譜のやりとりをしていても、
~現実なんやなぁ~ と、思いつつも、まだ、夢の世界。

萩谷清さんは、わたしの音楽の師匠。
曲がり角で、いつも、よりアドバイスをしていただき、
よりよい道に導いて下さっている。
数多くのアーティストのレコーディングにも参加され、
スタジオ界の重鎮でもあり、ジャズギタリストとしても、リーダーアルバムや、
ソロアルバムも出され、活躍されている方。雲の上の方。

ピアノの倉田信雄さんは、同じピアノ弾きとして(雲泥の差はあるけれど)
わたしの中の音楽の神様。
はじめて音を聞いた時から、奏でられる音に少しでも近づきたいと
自分で真似て弾いてみたり、かなりの影響を受けている。
真似たくても、近づきたくても、一歩も近づけないけれど、、、
そんな方々に、自分のオルジナル曲をアレンジしていただき、CDに参加していただけるのは、
なんとも表現しがたい出来事。

そして、サックスの清水利香さん。
古くからの友達でもある。
京都を拠点に活動し、自己のフルバンドも結成しているエネルギッシュな方。
いつも、利香ちゃんには、パワーもらっている。話しているだけで、
 わたし、まちごへてへんんなぁー と、安心する。
利香ちゃんも、数年前に、ベガ・エンタテインメントより、アルバムを発売しているので、
作り手の気持ちをとてもよくわかってくれていて、今回のアルバム作りに関しても、
色々とアドバイスをいただいた。

夢よ逃げないで、、、
本当にスタジオに来られるのか? と、半信半疑な日々の夏の終わり。

「羽衣ちゃん。ごめーん。コードこっちに変えよう」
萩谷さんからは、直前まで、アレンジの訂正が入る。
よりよいアレンジになるように、際まで考えて下さっている。
どんなサウンドになるのだろうか、、、。
ひとつ心配なのは、新しいアレンジに併せて、歌った事がないという事。
今回は、わたしは、歌のみの録音だけれど、ちゃんと対処できるのか? 大丈夫なのか?
また、風花のベーシストも、プロの方々の中に入り落ち着いて演奏できるのか?
直前になり、事の大きさに気づいて、ドキドキ感が増してくる。

楽譜もコピーし、東京行きの準備完了!!!!!!

録音を翌日に控えた、8月3日。夕暮れ時。京都駅。
東に向かう列車を待っている。
今度、この駅に降り立つ時は、どんなお土産抱えているのだろうか。
夏の夕暮れの陽射しが眩しい。

いってきまーーーすっ。



11.菅平の妖精達♪

二日目は、わたしの予定では、午後2時頃には、録音が終わる
予定だった。
クリック事件(^_^;)で、時間を使ってしまい、最後の曲を録り終えたのは、
夕暮れ時だった。

TEZさん.jpg
クリックバーションから、一発録音バージョンまで、何テイクも録音していただいた、
ギター・多賀谷さん。
ありがとうございました。
風花サウンドに、エレキギターがマッチする。
新しい発見もさせていただきました。


朝から気になっていた。
菅平の妖精達、奏でつづけてくれているのかなぁ--。

わたしが好きな、平原綾香さんが、【そら】のアルバムで、♪そら を、同じスタジオで、
録音されている。
ある時に、何かで、
「菅平の風さん、鳥さんと、一緒に、スタジオの窓を開けて録音してきました。ヘッドホンなして、
みんなで、せ--の--で録音したんですよ。」
と、いうような事を書かれていたのを読んで、自然の音との調和。ずっと憧れていた。
その時のエンジニアも、木村さん。
同じ環境で録音できているという現実。
すごくシアワせな事、、、
最初の打ち合わせの時から、自然の音と一緒に一曲、カリンバと歌を
録音したいて言っていたけど、時間的に余裕もなくなってきたので、
少しあきらめていたところ、、、

「もう、ピアノ使わないですよね?このマイクいいですよね?」
窓を開け、マイクを森の中に少し出し録音を始められた。
「しばらく集音しておきますから」
わぁ------。木村さ--ん。ありがとうございます-。

きっと、知らず知らずのうちに、菅平の妖精達と一緒に録音したいオーラを
発していたんだろな、、、。すみません、、、
ありがとうごうございます-。

ヘッドホンなしで、微かに聞こえる妖精達の声を聞きながら、
カリンバで、日本唱歌・故郷を歌う。
これが、菅平録音の最後の曲。
ミキシングルームで、妖精達の奏でと、わたしの奏を聞く。

わぁ----。そうなんです、、こんな音、、録音したかったんです-。
ありがとうございます!!

これにて、菅平でのレコーディング、全て終了です!!!


レコーディング。
緊張感ある中での集中力の持続が必要だし、
時間制限の中で作り上げなければいけない事へのプレッシャー。
今回は、せ~の~ って一発録音がほとんどだったので、
自分が間違えれば、、というプレッシャー。
そして、演奏後は、自分の演奏を客観的にモニタリングして、ジェッジする力。
はじめての事ばかりで、右往左往のスタートでしたが、
エンジニアさん、ゲストミュージシャンの方々、プロデューサーのお力添えで、
一曲仕上げる度に、少しづつですが、自分なりの解釈はできつつあり、
二日間の予定曲を、無事、録り終える事ができました。

一日目は、朝9時~夜10時頃まで、、、
二日目も、夕方5時頃まで、、、
よくぞ、喉、、元気でいてくれました。
ペダルを踏む足は、かなりの筋肉痛でしたが、、、。

プロデューサーの多賀谷さん。
エンジニアの木村さん。
バイオリンの輪月さん。バーカッションの飯塚さん。
ホテルマッキンレーの流石ご夫妻。
ありがとうございました。

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終わりました、、と、宿泊している、同じ敷地内の、ホテルマッキンレーに報告に行ったら、
誰もいないダイニングで、流石ご夫妻が、夕暮れをみながら、何やら語り合ってられた。
素敵な光景だった。素敵なご夫婦だなぁ---。
しばらく、声をかけられなかった、、、
森の中に立つスタジオの温かさ、、このご夫妻の空気感でもあるんだな、、と思った。

さて、、二ヶ月後は、いよいよ、、夏・東京での録音。
少しはレコーディングにも慣れて、成長できてますように、、、。

10.あれっ? やはりクリック、、、

♪HAPPY BIRTHDAY ~あなたへ~

「テンポ●●●でお願いします-。」
「このテイクでOKです-」

意外にも、あっさりと録音できた。
「クリック聞きながらでも、録音できるやんっ。翌日の録音は、パーカッションとギターを重ねるので、
クリックで録音してよかったわ~」

あとは、カリンバで一曲歌うだけ-。
・・と、一日目の録音予定通りの収録ができ無事終了!!


雨の滴いっぱいの木々達が呼吸している。
風の囁き、鳥の声、蝉?の声-。
高原の朝は清々しい。

録音最終日。
がんばろ----------。

天気予報では曇りだったけれど、録音の間は雨も降らず、
太陽の滴も、少し浴びられた。
実は、心配していた事があった。

一日目の夕飯時に、
「明日、雨、大丈夫かなぁ。強く降らなければいいけど。」
「そうですねぇ。大雨や雷だと録音できないですねぇ」
と、多賀谷さんと木村さんから、会話されていた。
えっ!!!!!! なんですと------------。と、思いつつも、
その会話には寄らず、聞いてないふり(^_^;)して、
大丈夫・大丈夫、、風花のライブの時はいつも晴れやし、、と心に願う。
雷は機材の関係もあるけれど、スタジオの構造上、雨音が入ってしまうのだろうな。

二日目の録音は、前日、録音してけれど、どうしても気になる部分のある曲の、
録り直しから始まった。
一晩寝て醒めても気になったもので、、、。

そして、一日目の最後にクリックで録音した、
♪HAPPY BIRTHDAY ~あなたへ~の、ギター録音へと続いた。

ギタリストは、多賀谷哲也さん。
プロデューサー自ら演奏していただいている。
「羽衣さん。僕もアルバムに友情出演させて下さい~」と、嬉しい申し出をしていただき、
一曲お願いした。
髙中正義さんの音楽を愛される、ギターリストでもある。
何年か前に、東京・京都と距離は離れているけれど、
京都に練習に来ていただいたり、音源をやり取りしたりで、
一緒にバンドを組んでいた事もあり、きっと、あうんの呼吸。

メロディ譜しかお渡ししてないので、
「どんな音がいいですか? どんなフレーズがご希望ですか?」
と、聞いてこられたけれど、ギター入っていただいたバージョンがないので、
どう入っていただいたらいいのかわからないので、すべてお任せしてしまった。
その方が、より楽器の特徴を生かすものになると思ったので、、、

風花の録音はあと一曲残すのみだったので、
ミクシングルームのソファから、高原の景色を眺めながら、
リラックスムードで、ミキシングルームの窓から、録音を見守っていた。

「今のフレーズの雰囲気でお願いします。」
「いや、、さっきの方がいいのかなぁ、、、」

どっちゃねん!!!!!!「
自分達でジャッジできない面発揮、、
プレイヤーもエンジニアも困ったモード--。

かなり苦労されながらも、何テイクか録音していただいた頃に、
パーカッションの飯塚さんが、到着されたので、スケジュール的な事もあり、
ギターの録音は後ほど再開という事になった。は

「長野にドラムの方、いらっしゃいますよ。頼んでみましょうか。パーカッションで入って
いただいたらどうですか?」
「パーカッション欲しいです。是非、お願いします」
と、多賀谷さんにご紹介していただき、飯塚さんに参加していただく事になった。

初対面だけれど、輪月さんと同じく、飯塚さんとも、最初から和やかムード。
少し風邪をひかれていて、辛そうだったけれど、
録音が始まれば、プロの顔、手、、、。
小柄なからだから、パワフルな音。
カホーンの刻みが心地よい。
飯塚さんにも、ギターの多賀谷さん同様、メロディー楽譜のみお渡ししただけで、
演奏指示はなし、、、
ご自分のフィーリングで、叩いていただいた。

「今の雰囲気でお願いします-。タンバリンも入りますか?」

・・と、順調に録音は進んでいたと思ったけど、どうも、飯塚さんが叩きにくそう。

「エレピ、クリックと合ってないところありますからねぇ~」
と、エンジニアの木村さん。

ひゃ---------っ。そうやったんや!!! やっぱし----。自分ではバッチシと思ってたんやとげ、
う--むっ、、、そうなんや、、、。
少し悩む、、、。
自分の演奏を聴いて、いつもよりも堅い感じだなぁ-と思ってはいたのだけど、、

軌道修正!!! この決断だけは早かった(^_^;)
「あのぅ、、一発録りで、録り直ししてもいいですか?クリックなしで、、」

風花関係の機材は片づけられたのに、再セッティングをしていただき、
パーカッションと共に、一発録音で、再録音。

ホント、、、申し訳けない、、、(T_T)

クリックなしの方が、自由度があり、ライブ感も出て、3テイク程でOKになった。
・・といっても、飯塚さんも、ハラハラドキドキだったろうな、、
終始、窓越しに、わたしの顔見て、笑顔で、時には、目で合図を送りながら、
一緒に演奏して下さっていた。
ありがとうございました-。

ギター?
はい。ギターは、別録音希望で(^_^;)
ただ、私たちが録音している間も、ミキシングルームで、ギター抱えて、
曲に合わせて、お稽古されていたそうで、後に録音した時には、
クリックで録音した堅い演奏ではなかったせいもあり、
朝のテイクよりも、より、楽曲に馴染んだギターのフレーズが、たくさん生れ、
ご機嫌なテイクが録音できました。

いいづか.jpg
飯塚さんには、♪星月夜にも、入っていただき、無事録音終了。
ありがとうございました------------。

しかし、、、
自分はお友達だと思っていても、
クリックとお友達になれないのはどないやねん、、。

絶対に越えたい壁。課題。宿題-。

さぁ、あと一曲、、、
菅平の妖精達、奏でてるかなぁ--♪

9.楽曲が輝く

いよいよ、ゲストの方との録音がハジマル。
音源と楽譜だけで、どこまで伝わっているのだろうか・・・。

バイオリンの輪月さんは、エンジニア木村さんのご紹介で、
東京を拠点に、幅広く活動され、レコーディング経験もある方。
初対面なので少しは緊張したけれど、
自然の中の開放的なスタジオというのもあったのだろうか、
最初から、和やかなムードで、レコーディングはスタートした。

「こここうしましょうか? ちょっとまって下さいね。考えますね。」
わたしの書いた、バイオリンパート譜を元に、アレンジの提案をして下さる。

「わたしが二人いたら、ここをこうできるのになぁ、、、」

楽譜通りだけでなく、楽曲をより良くしようと、一緒に作り上げようと、
思って演奏していただいている。
わたしの楽曲が、輪月さんの演奏、アレンジにより、楽曲のもっている行間が
浮き出て、よりカタチになって行く。
ひとつの色だけではなく、違う色が混ざり合えば、より輝く色になる。
また、歌に寄り添うに奏でて下さる。
歌詞の世界も理解していただいているように、時にはせつなく、、時には強く、、
華やかあり、繊細であり、温かく、心に響く音。息吹感じる音で奏でて下さる。
菅平高原のスタジオの天然のリバーブが、よりバイオリンの音を引き立たせる。
歌っていても、包まれるようで心地がよく、いつもと違う歌い方ができる。

「弦は菅平で録音しましょう。天然のリバーブで、いい響きしますよ~」
と、おっしゃってた意味がよくわかる。
本当に、美しく響いていた。

ランチを挟み、5時間で四曲。
「春の紅」「夢音」「星月夜」「わすれもの」
予定通りに、録り終える事ができた。
わづき.jpg
輪月映美さん。遠い中、ありがとうございました---------。

音の彩りも豊かになり、プロデューサーの多賀谷さんも、
「バイオリンいいですねぇ。楽曲がより豪華になりましたねぇ~。
そして、、、、、録音にも慣れてこられましたねぇ--」と、、、。

そうっ。ヘッドホンで歌うのにも慣れ、録音のしくみも少しわかり(^_^;)
少しづつ環境に順応してきたのかなぁ--。
わたしは、はじめての事には、人以上に弱い。
けれど、一度掴むと、ぐいぐい、、、、、、走り出す。
時々、方向間違いして、軌道修正しなければいけないけれど、、、(^_^;)

菅平高原2泊3日。
音楽合宿気分な録音。

余力もあり、ノドの調子も大丈夫そうなので、翌日の負担を軽くするために、
夕食後も録音は続いた。
ホテルマッキンリーの流石さんが、夕食はウェルカム特別メニューで(^_^;)
食べきれないほどのご馳走を出して下さったのだけれど、歌うという事を考えると、
あまり食べられず失礼な事してしまったなぁ---。

「あのぅ、、エレピなので、パーカッションの方に入っていただく曲を、クリックで録音していいですか?」
「いいですよ~」

あれほど苦手意識のあった、クリック録音をしようと、
自分から言い出してしまった。

さてさて、、、どうなりますやら、、、


つづく


8.いつか夢見た光景の中

~いつか夢見た光景の中に自分がいる~

鳥が囀り、春蝉の声聞こえる、自然の中のスタジオ菅平高原で
初レコーディング。
自分の音楽と向かい合った二日間。
新たな景色の中への、最初の一歩、、、。

たてもの.jpg
10年前は、まだ、駐車場だったところに、緑に包まれてスタジオは建っていた。

__ 4.jpg
天然のリバーブ感いっぱいの、この場所で、レコーディングの一歩を踏み出す。

懐かしい場所に帰ってきた。
違う夢を抱えて帰ってきた。
夢は成長するんだなぁ、、、。

東京方面から、プロデューサー多賀谷さん、エンジニア木村さんは、
先に到着されていた。
2日間よろしくお願いします~。

~チ-ム風花 レコーディングのハジマリ~

まずは、試し録音をしていただいた。
♪幸せのカタチ
うい.jpg
ピアノの前に座ると、いつもと視界が違う。
ライブとレコーディングは全く別物とはわかっていたけれど、
マイクの種類も違うので、ピアノの前からの視野が全く違う。
ヘッドホンで全体の音、自分の音、声をモニタリングしながら
歌うのも不思議な感覚。

ベース.jpg
アイコンタクも、窓越しになる

「もっとマイクに近づいた方がいいですよ~。声が太くなりますよ~」
歌詞カードを見ようとしたら、いつもと視界が違うので、顔が逃げてしまう。
椅子の高さ、譜面台の角度、ベストの所を決めるのが難しい。

「今の音何ですか?」
何やろ? 

「ピアノの椅子の音ですねぇ~。ギーギー言いますねぇ~」 
今まで、椅子の音など意識した事なかった。
無駄な力を入れてピアノを弾いてるんやろなぁ、、、

ピアノ椅子では、ギーギーと音がどうしてもするので、
高低のできる、別の椅子を使用する事にした。

「今の音何ですか?」
今度は何やろ??? ひゃ--。また、椅子か?

「ペダルを止める音ですねぇ~」
恥ずかしい事だけど、音が濁らずに止める事しか、意識した事はなかった。
気にしすぎると音は濁り、音は短くなってしまう。
ライブでは通り過ぎていた事がどんどん浮き彫りになっきてる。
録音は始まったばかりなのに、、、
けれど、クリアしていくしかない。
何度か弾いていくうちに、ピアノともお友達になれてきて、
ペダルの止音も気にならなくなってきた。・・と思う(^_^;)
ただ、、足の筋肉が緊張してパンパンになってきた。
余分な力入ってるな、、
今更ながら、ピアノは弾くことでせいいっぱいだった事に気づく。
もっともっと勉強していかなアカン、、。

レコーディングしなければ気づかなかった事が、次々に課題になっていく。
瞬時にそれをクリアしなければならない。

多賀谷さんが、
「上から下まで音が入りますからねぇ--」とおっしゃった。

レコーディング一年生の頭の中のメモに、次々と新しい事が書き込まれていく。
ライブとレコーディングは別物と知っていたつもりだけれど、
ここまでとはなぁ、、、。

仮レコーディングだけで、難あり(^_^;)状態でしたが、
何曲が進むうちに、少しづつヘッドホン越しの音にも慣れ、
少しは、楽しい、、と思えるようになってきた。

ミキシングルーム.jpg
1テイク録音しては、ミキシングルームでモニタリング。

自分達の演奏をジャッジするのは思いの外難しかった。
まだまだ客観的に聞けない証拠やねっ。
それと、ジャッジ力なさすぎ、、
優柔不断。
プロデューサー&エンジニアさん泣かせ-。

「どうされますか? このテイクでいいですか?」
いいといえばいいし、、、う---むっ、、
どうしよ-----------------。

「もう1回聞かせて下さい」
時間がないのに、、(^_^;)

「もっとベースを出して下さい。声も少しエフェクトを、、」
「これは、ヘッドホンから出ている音です。トラックダウンの時に音の調整はしますから、、」

あはははは--(^_^;) 本格的など素人、、、、、、
おそらく、木村さんは、驚かれたろうなぁ、、、
すみませんm(_ _)m

何度も、スタジオとミキシングルームを行ったり来たり。
一曲録り終えて、気持ちを入れ替え、次の曲を録る。

一日目は、8曲録音を予定。

1.幸せのカタチ 2.明日の花 3.春の紅
4.夢音 5.星月夜 6.わすれもの 7.秋桜 8.心の花

少しづつ要領がわかり、順調に録音は進行していった。

3曲目のバイオリンに入っていただく曲の、風花の演奏を録り終えたところで、
東京から、バイオリンの輪月さんが到着された。
この曲のみ、バイオリンは後録音だったので、タイミング的にも、
お待たせする事もなん、レコーディングができそうで、一安心。

~ゲストの方との録音がハジマリ~


7.紫陽花が咲いたら

~紫陽花が咲き始めたら、いよいよその時が来る~

ひらひら舞い落ちる
桜 サクラ
揺らめく春の紅
桜 サクラ・・・♪
(By 春の紅)

桜が散りゆき、新緑の季節へ。
今年は、季節のうつろいが、レコーディングへのカウントダウンの合図。
大きな扉の向こうの景色が気になり、ただひたすら、前を見て歩いていた。
今から振り返ると、空色も、季節の色も、どこかクリアでなく、
心より、季節の色を楽しめなかったのかもしれないな、、、

菅平高原のスタジオでは、二日間で10曲録音の予定が組まれている。
はじめての録音経験なのに加え、その中で、
初顔合わせの、バイオリン・パーカッションの方との録音もある。
録音順番を間違えると、録り残しも発生しそうな不安もあった。

大丈夫やろか。一発録音やから、もし、自分が間違ったら、また、最初からやなぁ。
それで時間潰れてしまって、ゲストの方に迷惑かけないだろうか。
わ---------っ、、、、、うぐぐぐ-----------。
レコーディング一年生で、おそらく、ピアノ越しの視界も違うだろうし、
いつもと違う環境の中で、集中力の持続。
そして、大切なのは、体調管理。
レコーディングの日に、最善の体調で望めるように持って行く。特にノドの状態。
花粉の季節と重なっているので、心配ではあったけど、
何年か前に、喉を過保護にしすぎて、それが悪循環で、
コンディション悪くなった状態を経験しているので、最低限の事だけ気をつけて、
最近は、放任主義(^_^;)で、いい状態が続いている。
けれど、、、たった二日間の中にピークを持って行くのは難しい事。

レコーディングまでの準備での、???は、クリアになったけれど、
今度は、弾く・奏でるという事についての、大丈夫なのか??????
が芽生えていた。

かんばん.jpg
菅平高原ホテルマッキンレー 

2002.10.5~6
ギタリスト萩谷清さんのファン仲間の方々と、
~大人の遠足~に来ていた。
同じ音楽を愛する方々との語らい、セッション。
朝、、4時くらいまで、語らっていたなぁ-。
セッションでは、萩谷清さんのガッドギターで、♪天使の誘惑を歌った。
歌は、カラオケでしか歌ってなかった頃、、、。
021005sugadaira30.jpg
このシチュエーションが、10年後には、レコーディングスタジオになるとはなぁ、、。

自分の音楽の方向について語らった時、兄貴と慕う方から、
「ういさんねぇ--。どこまでも転がっていけばいいんだよ。思うがままにねっ、、」
と、言って下さった。

ころころころころころころ、、、ちつちゃな石も大きな石も飛び越えて、
ほんまにころがりました-。

その時の帰り際にオーナーに、
「また来ます!!」と言ったら、
「そう言って、みんな来ないんだよねぇ、、、」
と、冗談交じりに、おっしゃった。

いえいえ、、
スキーもするから、いつか訪れようと思ってたけど、
まさか、二度目は、自分がレコーディングで訪れるとはなぁ--。
また、レコーディングスタジオも、裏山に建設中だった。

何故、菅平高原のスタジオで録音なのかは、プロデューサー多賀谷氏の、
50歳を過ぎてから夢を叶えること
http://tezguitar.exblog.jp/19090530/
プロデューサー多賀谷氏の手記に書かれています。

さぁ、、紫陽花が咲いた。
いよいよレコーディングがハジマル!!


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